在学生と高校生がZoomで日本初のオンライン?インタビュー連携授業を開催
本学の授業、就業力育成演習C(担当教員:筒井洋一)で、在学生が直前に迫った就職活動に向けて、
自らの過去から現在までを振り返りために、美術に関心のある高校生のキャリアについてインタビューしました。
銅駝美術工芸高校と連携し、Zoomというテレビ会議ツールを使用して距離の離れている高校生と約40分間話しました。
実際のインタビューは、ブレイクアウトセッションという少人数での話し合い機能を使って、
大学生8名が高校生8名に対してオンラインでインタビューし、他の大学生や高校生はそれを支援しました。
今回のオンライン高大連携授業には、在学生16名、高校生16名、高校教員5名(校長含む)、大学教員1名、オンライン?ボランティア6名、
現地ボランティア2名、オンライン見学者5名、現地見学者1名など50名以上がZoomに入りました。
インタビューを担当する在学生は、授業で、問いの立て方、インタビューの仕方、Zoomの使い方などを学び、リハーサルを繰り返してきました。
それ以外の在学生は、インタビュアーを支援する努力をしました。
参加した高校生は、数年先輩の在学生との話に少し緊張していましたが、
「自分よりも少し年上の大学生と話す中で、少し先が見えてきた」「大学生の尋ね方がやさしかったので話しやすかった」などと言っていました。
インタビューした在学生も「高校生は予想以上に将来のことを考えていて、自分がもっと考えないといけないなあと思った」
「高校生が美術を本当に好きなんだなあということがよくわかった」など高校生と話すことで新たな発見をしました。
今回の高大連携授業には、東京、名古屋、大阪、京都などからオンラインで、大学まで来てZoomの技術的サポートをしてくれた
ボランティアスタッフなしでは実施できませんでした。
高校、大学以外に、ボランティアが加わる形は新しい高大連携授業の形です。
なお、この授業は7月3日(火)午後4時30分?5時20分に第二回目を実施予定です。